“海外の物真似でもなく、奇をてらう洋服でもなく、品位のあるカジュアルウエアーを提案し続ける。それがブーズの運営理念です”
2002年にプリントTシャツの製造と手売りからブーズははじまりました。
以来、現代アートや古美術、民芸、ROCK、スケートカルチャーとそれらに携わる人々との良い関係とともに歩み、
現在はシャツ、アウター、小物などカジュアルウエアー全般を手掛けています。
ブーズは伝統あるものに強い憧憬の念を抱いています。
身に付けたその時から良さが肌を通して伝わる素材の良さは、熟練の職人たちが手掛けたものだからこそ。
それらを活かすにはやはり熟練の職人によって確立された伝統的な縫製技法とデザインに限ります。
時代を越えて、決して色あせることのないその美しさは最高のものであるとブーズは考えます。
そんな偉大なる先人たちの努力と叡智に対する敬意をはらいつつ、
伝統とは対極にあるカジュアルウエアーにそれらを活かした、
「古き良きそして新しい一着」でいること。
良質な素材がもつ「何か違う良さ」、それに触れていられる最高の日常着であること。
これがブーズの流儀です。
文化を創るのも、壊すのも、守るのもわたしたち人間です。
いまや生地ひとつとっても、良質なものは少なくなってしまいました。
熟練工の減少や地球環境の変化など原因はいくつもありますが、
かつてあなたの肌が愛したあの風合いを再び感じることは難しいかもしれません。
失われてゆくのはとても悲しいことです。
しかしそれを嘆くより、いまだその文化の中に自分たちがいることを意識していたい。
文化を支える職人たちへの敬意を忘れない物作りをやめないこと、
それをブーズはお約束します。